幼児教育メソッド2
前回の投稿に続き、
「わが家を最高の「モンテッソーリ園」にする61のメソッド」
を見ての思うことをつづっていきます。
おもちゃ作りを目指していることもあり、どうしても興味が湧くのがおもちゃの教育への影響となってしまいがちです。ほかの部分も読まないとなって思いますが、まずは興味のあるところから、ささっと読みました。
今回は本を読む中で、印象に残った言葉を残してみます。
『教具を使うことで子供が行動を起こし、積極的に活動に参加できる見込みができなければならない。教具によって、できることが増えなければならない。』
モンテッソーリは、教具と呼ぶんですね。フレーベルの恩物同様、おもちゃを通じて世界を知っていく、その基本的な考えは共通するように思えます。恩物と教具にどのような違いがあるか、今度比較してみたいものです。
『一般にボタンを押すだけで音楽が流れたり、絵が変わったりする玩具は、それほどおもしろくはありません。受け身だからです。』
この言葉も印象的でした。こういうおもちゃって子供のリアクションがわかりやすいから、大人は楽なんでしょうね。与えたおもちゃに食いついてくれるのは、自分(親)の選択が認められたようで嬉しいものです。それで子供が楽しんでくれていると勘違いしてしまう。実際は、ただただ驚かされて、ナニコレ!?ってなっているだけで、ほとんど発達には貢献していないのだと思います。
それよりも、派手さはないが落ち着いて遊べるおもちゃの方がずっと子供のためになると思います。
初めのうちは興味を示さず、そんなに好きじゃなかったかなー?と気にする時期もありますが、そのうち遊び出します。その時を気長に待つ姿勢が親として必要なのではないかと思います。
今年4歳になる長男が素敵な遊び方をしていました。
いつまでも、大人になっても、この素晴らしい創造力を発揮できる人のまま、育ってもらいたいものです。
以上